こども療育センターに行ってきた
随分と前に任意の五歳児発達相談に行ってきたことを記事にしたんだけど、今日はそれからの話。
高圧的な療法士による圧迫面接状態の簡易テストを受け、息子が珍しくガチガチに緊張してしまったことや、
- もっと運動をしましょう
- 外で身体を動かしましょう
- それでもお母さんが言うなら、と子供はやる気を出すものです
などと高圧的に申し付けられて、私は相当気分を害したわけだけれども。
やっぱり相手はプロなので、
- 平均台や細い線の上を真っ直ぐ歩かせましょう(バランス感覚を養うことで、脳内イメージが繋がりやすくなる)
この辺のことについては気になってしまって毎日モヤモヤ。
とはいえ、息子も気分屋で反復練習はやる気を見い出せずに逃げ出しちゃうし、だからといって放置するわけにもいかず。
「もっと練習の質を上げてください」
なんて言われちゃーこれまでやってきた<できた時にべた褒め>だったり、やる気がある時にサラッと2~3回やらせるとかじゃダメってことだし、完全に思考停止状態になってしまっていた。
おまけに翌7月にもなれば猛暑がやってきて、公園だのケンケンだの言ってられなくなっちゃって今生きて行くだけで精一杯。
そんなこんなやってたらあっという間に月日が経ち、事前相談を予約していた8月がやってきてしまったのである。
予約したこの日は本当に日差しが強くて、汗はおろか身体が干からびてしまうのではないかと思うほどの暑さだった。
しかし、外がカンカン照りだろうがなんだろうが予約してしまったからには行かなきゃ仕方がないので、物理的に重い体をよいせよいせと奮い立たせて療育センターへ向かった。
暑さにヒーヒー言いながら施設内に入り(ちゃんと時間には間に合いました)、
- 母子手帳
- 担任に依頼した幼稚園または保育園での記録
受付でこの2点を提示すると、診察前の問診票よろしくクリップボードに挟まれた用紙を渡される。
はいはいわかりましたと汗だくでチェック項目に○×で回答したり、子供の気になる点などをあれやこれや記入。
今となっちゃー何を書いたか全く覚えてない。
それを受付に渡すと、しばらく待って呼び出され案内された個室へ。
ここからは保健士さんと私でやり取り。
その間は、もう一人の保健士さんが子供の相手になって遊んでくれるので安心して話をすることができる。
で、何話したかっていうと覚えてないw 案の定ポンコツだな
だって同じ話を色んな人にしなきゃいけないんだもん。
都度都度何か変わったって覚えられるわけがない。
- 手先が不器用
- ケンケンができない
- 会話が噛み合わない
- 趣味に偏りがある
- 落ち着きがないので目が離せない
- 多動や会話の上滑りなどを発達相談で指摘を受けた
どこに行っても概ねこの話をしてるw
なので間違いなくここでもそのように話したのだろう(自分のことなのに憶測で話す)
これ何で覚えてないかっていうと、担当してもらった保健士さんが最高に聞き上手で、話を仕切るのがめちゃくちゃ上手だったんだわ。
私みたいな特性持ちは話に余計なエピソードを盛り込んでしまって、びっくりするほど話が長くなってしまうし、話し終わるとすっかり疲れてしまうんだよね。
だけど今回担当して頂いた方はそれが全くなかった。
なんだか気分良く話して清々しく帰ったもんだから、息子遊ばせて帰宅してあれこれ家事をして座ったときには
「えっとぉ、何を話したっけぇ。保育園の先生に何を言えば良いんだっけぇ(^o^)」
すっかり頭がバカになってた(いつも)
しかしまー、行くまでは緊張したけど行ってみたら気分良く話を聞いてもらってスッキリした。
区役所の保健士さんと違って、やっぱり専門機関に所属している保健士さんは違うなぁという印象。
相性もあるかもしれないけれど、他の相談員とは別格クラスの優秀な方だった。
あれこれ悩んだり検査がどうの考えるより、不安になった時点で面談の予約をするべきだったな。
診察や検査までは時間が掛かるけど、発達についての相談だけなら区役所より専門機関の方が絶対に良いなと実感した。
ただ、相談するにしてもちょっと何点か注意すべきことがある。
- 母子手帳の記録はしっかり見られるよ
- 相談漏れがないよう、育児で気になった点を記録して持参してね
- メモは間に合わないので諦めて
母子手帳のわずかな空きスペースにギッチリ記録を残しておいた自分、グッジョブ。
育児日記に至っては、あれこれ書きすぎてノートがバラバラだし、あれこれとっ散らかってるけど、大丈夫、伝わったもん。
ADHDで育児をしている同志よ、頑張れ
子供の発達に気がかりな点があると、ただでさえ日常生活に苦労が多いのに、こまめに記録を残さなきゃいけないなんてね。
でも、それが子供と自分を守るためのものだもんね。
これからも頑張るぞい。